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第27回 平成11年(1999) 伊勢迄歩講(いせまであるこう)
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概 要
参加者数 93名 完歩者数
男子 53名
女子 40名
最 年 少 15歳
コース別 170kmコース 65名
100kmコース 28名
最 年 長 72歳
係  員 伊澤、辻本ほか15名

ユースホステルしんぶん記事
 伊勢迄歩講とは、年末の二十八日に大阪を発ち、四日間をかけて伊勢神宮まで歩こうという大阪YH協会主催の恒例行事だ。奈良街道、長谷街道、伊勢本街道など旧い道をひたすら歩き、歩行距離が百七十キロにも及ぶハードな行事なのだ。
 初日の朝、大阪の玉造稲荷神社でのセレモニーを経て、約百名の参加者が伊勢に向けて出発した。大阪市東部の住宅地を抜け、奈良街道を進む。
 枚岡神社(大阪府東大阪市)で昼食をとり、初日のハイライトである暗(くらがり)峠越えに入る。延々と続く急坂道を登りつめて、峠の茶屋で休憩すると、あとは緩い下り披。(暗峠が県境です)休憩をとりつつ数時間歩くと奈良市内に入り、暗くなる頃奈良YHに到着。

 二日目、奈良YHを早朝に出発し、興福寺で体操をしたあと、天理市に向かって南下する。
のどかな田園地帯を休憩をはさみつつ歩き、昼過ぎに天理に到着。ここから長谷街道に入り、緩い峠道をいくつか登り下りすると、日の暮れる頃に榛原に着く。バスで移動し、大宇陀の旅館に分泊。

 三日目、榛原までバスで戻ったあと、伊勢本街道に入り、山道を進む。舗装道路を横切りながら幾度も山道で峠を越し、奈良県の山間部を通り抜ける。幾つかの集落や廃村を通過し、最後の牛峠を越え、神未という小さな集落に入ると、あたりはもう真っ暗。懐中電灯で足元を照らしつつ、民宿へ。蒔の風呂につかり、最終日に備えてぐっすり眠る。

 最終日、まだ暗いうちに宿を出て、また山道を進む。雪が降っているので、しっかり防寒をしておかないと凍えてしまう。黙々と進むうちに三重県に入っており、昼過ぎになると田んぼのある風景が広がる。夕方、住宅地に入り、紀勢線相可駅の近くで夜食の年越しそばをいただく。ここから夜間歩行になり、懐中電灯を点けて伊勢神宮をめざす。伊勢市の住宅地を抜けると伊勢神宮の参道になり、伊勢神宮の外宮に到着。ここから内宮まではあと数キロだ。内宮の表参道を「ワッショイ、ワッショイ」という掛け声と共に進み、十一時五十七分ごろ、内宮着。
 「あけましておめでとう!そしてお疲れさま!」の声で二〇〇〇年を迎えた。

参加者のコメント
・ 毎年参加しているから欠かしたくない
・ 健康のため
・ 自己の限界に挑戦
・ 歩くことが好きだから
・ 何か目標を持って全力でチャレンジしたかった
・ 学生最後の正月なので是非完歩したい
・ 昨年リタイアしたので今年こそ
・ ミレニアムなので記念にしたいから
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