| 今年も「伊勢迄歩講」のシーズンがやって参りました。伊勢迄歩講も回を重ね今年は第33回になります。例年通り170キロのお伊勢参りを別記の参加要項の通り開催することになりました。これもひとえに過去にご参加を頂いた皆様のおかげと心より感謝しております。 さて、ご参加のお申し込みをご検討頂くのに際し、過去にご参加を頂いた皆様には主催者からのお願いがございます。その内容は下記の通りです。今年の参加を決めるに際しては、必ずその内容を十分にご理解頂いたうえで、参加をされるかどうかを決定して頂きたいのです。 |
| 実施に当たるスタッフについては、今年も昨年同様、現役の大学生(関西の大学ユースホステルクラブ員)が主体になって運営をいたします。 第31回まではユースホステル協会の社会人ボランティアを主体にしたスタッフで実施して参りましたが、スタッフの高齢化(?)で、その体制ではどうにも行事の継続をすることができなくなり、昨年からこの大学生中心のスタッフチームに引き継ぐことになりました。 スタッフのOBである善家氏はじめ、森、菱川、北村などの各氏からもアドバイスを受けながら、今年も出来るだけ沢山の参加者、出来れば全員の方の零時内宮ゴールインを目指して頑張っているところです。 まだまだ若く経験の浅いスタッフ達ですが、前回、そして今回と経験を積み重ねながら、過去の伝統を守りつつ、多くの参加者の皆さんにも喜んでもらえる行事を作りたいと意欲満々で準備を進めています。 過去にこの行事に参加された皆さんはベテランが多く、ことにコース(昨年は道の勘違いなどで大変ご迷惑をおかけしました)や運営方法などについて、スタッフ以上に知識や経験をお持ちの方が多いかと思います。 ベテランの皆さんからの励ましやアドバイスは、若いスタッフ達にとりましてとても有り難いことなのですが、昨年は一部のリピーターの方の中にアドバイスではなく、叱るというか怒鳴るという表現に近い言動をされた方をお見受けいたしました。 このことは私ども主催者としても大変に残念なことであり、またそのような状態を放置していては今後この行事の遂行に大きな支障(スタッフをしてくれる人が誰もいなくなることも考えらます)となるであろうことを危惧しております。 この行事は旅行会社が主催して観光地を巡るツアー旅行ではありませし、同行するスタッフもツアーの添乗員でも、旅館の仲居さんでもありません。当然の事ながら彼らに過剰なサービスを要求することは間違いです。 この行事は、参加者の皆さんが自分の力で伊勢を目指すためのものであり、同行するスタッフもその目的のために皆さんのお手伝いをするために集まってくれたボランティアなのです。参加者とスタッフが共に力を合わせて共通の目的である「伊勢」を目指すこと、これこそがこの行事の最大の特徴なのです。 その目的のためにベテランの皆さんから頂けるアドバイスは大歓迎です。コースのこと、時間配分のこと、休憩のことなど、気の付いたことは遠慮なくどんどんと教えて頂きたいと思います。 しかしながら、行事全体の運営の必要性から、そのアドバイス通りには出来ない場合もあることも、ぜひご理解を頂きたいと思います。また若いスタッフ達に対して頭ごなしに怒鳴りつけるような応対は厳に謹んでください。 旅の楽しみとして、また疲れた足を癒すために、宿舎においてアルコールを嗜むのは大人の楽しみとして結構です。ただしあくまで大人の分別を持ってお楽しみ頂くようお願いします(昨年度はアルコールが入ったとたんに言葉荒くスタッフに食ってかかったという事例があり、とても残念なことでした)。 |
| 以上、最後までお読み頂きまして誠にありがとうございます。さあこれからって時に、苦言めいたお願いで大変恐縮いたしております。 しかし私共では一人でも多くの皆様に、ともに伊勢の感動を味わって頂きたい。そのためにはお互いがお互いの立場を理解し、それこそ大人としての常識をわきまえた上でご参加頂くことが最低条件と考えます。「講」という名の団体行動となりますので、個人の自由を束縛することもあります。自分のペースで歩けないと言う不自由さも、本当に零時にゴールできるのかという不安もあるでしょう。でもそれがこの「伊勢迄歩講」という「行事」なのです。 これらの考え方にご同意を頂けない場合、約束ができかねると言われる場合、誠に残念ですが「参加」をご遠慮頂きたいと思います。気の置けない仲間を誘ってご自身でお歩きになることをお勧めします(ただし年末の時期だけは行事の支障となりますのでご勘弁ください)。 今年の伊勢は、私たちの考えに同意して頂いた方々と一緒に、初心者も未経験者もベテランもスタッフも、みんなで力を合わせお互いに助け合いながら、内宮を目指したいと考えています。 このお願いに対するご回答は、「参加申込書」の提出をもって全てご了解を頂いたものと解します。どうか本文の趣旨を十分にご考慮の上で、各位のお申し込みをお待ち申しあげております。 (財)大阪ユースホステル協会
事務局長 滝口 憲治 |